Macでアプリの「閉じる」と「終了」の違いがあるのは知っていますか?
Windowsでは終了したい時は右上の「x」をクリックすれば終わりですが、Macはそれだけではダメなんです。
この記事では「閉じる」と「終了」の違いをご紹介します。
「閉じる」と「終了」の違いを知れば、Macをより効率的かつ快適に使えるようになります。
【Mac】アプリの「閉じる」と「終了」の違い
Macアプリの「閉じる」と「終了」の違いには、どんなものがあるのかみていきましょう。
意味の違い
意味は大きく異なります。
「閉じる」
アプリを閉じるは、アプリのウインドウを閉じただけの状態です。
画面からはアプリ表示されなくなりますが、実はアプリはバックグラウンドで動作をし続けています。
「終了」
アプリを終了するは、完全にアプリが終了した状態です。
Mac内で全く動作をしていない状態になります。
方法の違い
「閉じる」と「終了」のそれぞれの方法です。
「閉じる」
閉じる方法は基本的に2つあります。
「X」をクリックする
ウインドウ左上の「X」をクリックするとアプリが閉じます。
ショートカットキー
ショートカットキー「command」+「W」でアプリが閉じます。
「終了」
終了する方法は基本的に3つあります。
メニューから終了
画面左上のメニューから「メモを終了」をクリックするとアプリが終了します。(※メモアプリの場合)
ショートカットキー
ショートカットキー「command」+「Q」でアプリが終了します。
アイコンを右クリックから
Dock内のアプリのアイコンを右クリックして、「終了」をクリックするとアプリが終了します。
なぜMacではアプリの「閉じる」と「終了」が違うのか?
「閉じる」と「終了」の違いがあるのは、Macをより快適に使える工夫があるのが理由になります。
例えば、動画編集などの重いアプリは開くだけでかなりの負荷がかかります。
他のアプリの動作がもたつくこともあります。
「閉じる」と「終了」それぞれの利点で考えてみます。
「終了」にした方がいい場合
完全に動画編集アプリを使わない作業になった時には、「閉じる」だけにしてしまうとバックグラウンドで動作しているので他のアプリの動作がもたつくことも。
その場合は「閉じる」ではなく「終了」をすれば、重い動画編集アプリの影響を受けずに他のアプリがサクサク動きます。
「閉じる」にした方がいい場合
一方完全に終了している状態からまたアプリを開くと、重いアプリほど起動する時に消費電力を多く使い負荷もかかります。
作業途中でちょこちょこすぐに使うような時には、終了状態より閉じる状態の方がすぐに起動します。
いわゆる一旦待機状態ということ。
作業で使うアプリによって「閉じる」と「終了」をうまく使い分ければ、よりMacを快適でスムーズに使うことができます。
知らないとバッテリーや動作に影響も
Macアプリは「閉じる」だけの状態だと、アプリが終了していなくバックグラウンドで動作し続けています。
ということは、画面にアプリが開かれていない状態でも裏で起動している状態なのです。
今使っている他のアプリの動作にも影響し、作業がもたつく原因にもなってしまいます。
また少しずつバッテリーを消費する原因にも。
完全に使わないアプリは「閉じる」ではなく「終了」するようにしましょう。
アプリが終了しているか確認する方法
アプリが終了しているか確認する方法は簡単です。
Dock内のアプリアイコンを見れば一目瞭然。
アイコンの下に黒い丸がついているアプリは、閉じていても終了していない状態です。
まとめ
アプリの「閉じる」と「終了」の違いを知っていれば、よりMacを快適に使うことができます。
上手に使い分ければ、複数のアプリを開いてもストレスなくサクサク可動。
またMacを終了する時には、忘れずに全てのアプリを「閉じる」ではなく「終了」するようにしましょう。
バッテリー消費を抑えられます。
Dock内の黒丸をチェックする習慣をつけるといいですよ。
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