Macモニター間でウィンドウを一瞬で移動させるショートカットキー「Spectacle」の使い方

Macで外部ディスプレイを接続したマルチディスプレイ環境で、開いたウィンドウを他のモニターに移動させるショートカットキーはありません。

でも「Spectacle」といううアプリを導入すれば、ショートカットキーを使えるようになります。

この記事では「Spectacle」の使い方をご紹介いたします。

Macでウィンドウを移動するショートカットキーはない

Macでは、開いたウィンドウを他のモニターに移動させるショートカットキーはないんです。

色々調べましたが、見つかりませんでした。

Apple公式ホームページにも、ショートカットキーでの移動方法は示されていませんでした。

Windowsでは移動させるショートカットキーがあるのに、Macは何でないの？

ってなってしまいますよね。

ウィンドウを移動させる3つの方法

Macでウィンドウを他のモニターに移動させる方法は以下の3点になります。

• 移動するウィンドウのタイトルバーを持ちながらドラッグ&ドロップ
• ウィンドウ左上の緑丸から移動先のモニターを選ぶ
• アプリをダウンロードしてショートカットキーで

Macには標準で移動させるショートカットキーはありませんが、アプリを使えばできるんです。

他のモニターに一瞬で移動させるには「Spectacle」

ウィンドウを他のモニターに移動する際には上記のように3つの方法がありますが、やっぱり一瞬で移動させたいですよね。

それなら迷わずにショートカットキーで移動。

これなら1秒で他のモニターに移動させられます。

そんなショートカットキーを使うには、無料アプリの「Spectacle」をダウンロードすれば可能です。

具体的な使い方を見ていきましょう。

「Spectacle」の使い方

ダウンロードすればすぐに使えるわけではありません。

Macではアクセシビリティでの設定が必要。

「Spectacle」を使えるまでの手順は以下の通りになります。

まずは下記のホームページから「Spectacle」をダウンロードした状態から説明いたします。

アクセシビリティの設定

「Spectacle」ダウンロードしたら、まずはMacでアクセシビリティの設定をしないと動きません。

以下の手順になります。

　これで「Spectacle」をMacで使えるようになります。

ショートカットキーの設定

次は「Spectacle」を起動してショートカットキーの設定をします。

自分の好きな組み合わせで登録できます。

　以上で使えるようになります。

またウィンドウのモニター間の移動以外にも、ウィンドウを右半分寄せだったりセンター寄せだったりのショートカットキーも登録できます。

「Spectacle」を設定する時の注意点

一覧表から自分の好きなショートカットキーを設定できますが、2つや3つの組み合わせで設定するのはほぼ難しいです。

というのも、元々設定されているショートカットキーがあるのでほぼ被ってしまいます。

だから個人的には、元々設定されている4つのこの組み合わせが1番おすすめです。

左指の3本で、キーが横並びの「control」＋「option」＋「command」を押せるのでやりやすいです。

それプラス右のモニターか左のモニターかで、矢印キーを押すだけなので分かりやすくていいですよ。

メインモニターから左のサブモニターへ移動
「control」＋「option」＋「command」＋「←」

メインモニターから右のサブモニターへ移動
「control」＋「option」＋「command」＋「→」

まとめ

やっぱり作業効率を上げるためには、ショートカットキーは必須ですよね。

開いたウィンドウを他のモニターに移動させるのも、ショートカットキーを使えば一瞬です。

快適で楽に使えるので、時短にも繋がり使わない手はないですよ。