毎年年末になると、来年に向けた新しい手帳を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
新年になり新しい手帳に胸を弾ませ毎日書き始めますが、
気づくと最初の1ヶ月ぐらいしか続かない
手帳をすぐ変えたくなる
となったりしまいませんか。
と思っている人に、手帳を使い続けるコツと一生使いたくなる手帳術をご紹介します。
この記事を読めば、「手帳をすぐ変えたくなる」の気持ちがなくなり、快適な手帳ライフを送るヒントが見つかるはずです。
「手帳すぐ変えたくなる」をなくす方法は
「手帳すぐ変えたくなる」をなくす方法は、手帳とは自分にとってどんものにしたいのかを考えると見えてきます。
まずは以下の3つのポイントから考えてみましょう。
手帳を使う目的を明確にする
まずは手帳を使う目的を明確にすることが大事。
- 毎年手帳を使っているから
- 新年だから心を新たに
という気持ちはわかりますが、すぐに変えたくなったり、ほとんど使わなくなったりしたらただの無駄に終わります。
そうならないためにも、なぜ手帳を使いたいのか自問自答してみましょう。
手帳に求めるものを考える
自問自答と言っても、どんな風に考えればいいのかわからないかもしれません。
そんな人は、手帳に求めるものを考えてみましょう。
なぜ手帳を使いたいのかを考えてみます。
- スケジュール管理
- メモ
- 備忘録
- 日記
など、手帳を実際に使う時のことを考えて、何を手帳に書いていくのか想像してみましょう。
手帳が自分に本当に必要なのか考える
手帳の使い方を想像したら、本当に手帳が自分にとって必要なのか考えます。
上であげた例の
- スケジュール管理
- メモ
- 備忘録
- 日記
ならば、スマホでも代用できます。
スマホのヘビーユーザーなら手書きの手帳よりも、スマホの方が入力は早いしわざわざ手帳を持ち歩くことも必要ないことがわかります。
今はスマホでなんでもできるし便利な機能やアプリもたくさんあるので、効率だけで考えたら完全にスマホに軍配が上がります。
それでも手帳が必要なのかの理由を考えてみると、かなり見えてくると思います。
手帳を習慣化するためのコツ
手帳を使いたいけどなかなか続かないと悩んでいる人は、まずは習慣にすると継続しやすいです。
習慣化しやすいコツをご紹介します。
毎日手帳時間をつくる
毎日手帳を触ることが大事です。
手帳を触れば、使いたくなるし見返したくなるし愛着が湧いてきます。
そのためには、手帳時間を毎日決まった時間に5分でも3分でもいいので設けてみましょう。
・朝起きたら
・電車に乗ったら
・帰宅したら
など、手帳を触る時間をルーティンにすると習慣化しやすいです。
綺麗に書こうとしない
新しい手帳は、書き始めがとても気持ちいいですよね。
ピカピカの新しい手帳。
開くとまっさらなページが並んでいて胸が弾みます。
1番最初のテンションをボーダーラインにしない
「今度こそは続けるぞ!」
と意気込んで、とても綺麗な字で書いていく。
すごくこの気持ちわかります。
僕も毎年そんな気持ちで始まります。
最初の数日は、綺麗な字でびっしりと文字が埋まっていて、ボールペンの色を変えたりマーカーを入れたりするんですよね。
でも気づくと、
きっちりつけることが段々と面倒になってくる→数日真っ白なページが続く→段々と手帳から離れていく
まさに負のスパイラルです。
こうなると手帳を替えようかなって気持ちにも。
でも結局は同じパターンになってしまいます。
自分だけが読めればいいと割り切る
そうならないためにも、綺麗に書こうといく気持ちは最初だけにしておくのがベスト。
さすがに、最初の1ページから汚い字で書いてもテンションが下がります。
でも手帳は誰に見せるものでもないので自分だけが読めればOK。
書きたいことを、さっと気持ちの良いリズムで書くのが1番いい方法です。
頭の中に浮かんだことや考えを、素直にすぐに文字に起こす。
なんなら簡単なイラストや記号などでもいいと思います。
すぐに書いて後から見返しても自分さえ読めればいい、自分だけの暗号手帳的な考えが継続するコツです。
空白の日があっても気にしない
手帳のその日のページに「何がなんでも書くぞ!」という意識は、持たない方が手帳を継続しやすいです。
人は誰でも日によって
・調子がいい日もあれば悪い日もある
・忙しい日もあれば暇な日もある
・気分が高まっている日もあれば沈んでいる日もある
と様々。
手帳は真っ白な日を避けたいという意識で、無理に記入しようとするとその行為自体が嫌になってきます。
真っ白な日があったとしても、後で見返して
・その日はバタバタしていて手帳をつける余裕もなかった
・疲れていて何の気力も湧かなかった
など思い出すはず。
それで思い出せれば、真っ白なページも手帳としての意味があると捉えるようにするといいです。
どうしても真っ白が嫌だという人は、次の日に前日の状態を軽くメモしておけばOKです。
メモする癖をつける
メモする癖はつけておくと、かなり手帳の大切さに気づけます。
- 何かアイディアが浮かんだらメモ
- 次にやりたいことが見つかったらメモ
- ピンっとくる言葉に出会ったらメモ
など、なんでもメモする癖をつけましょう。
走り書きでいいんです。
手帳を開いてさっと自分だけが読める字で十分。
ちょっと心が動いたことがあれば、すぐにメモする癖をつけておく。
後で見返した時にいろんな発想や、やる気に繋がりやすくなります。
気持ちの良い使い方を見つける
手帳は自分だけのもの。
誰に見せるものでもないので、自分が1番気持ちの良い使い方を考えた方がいいです。
- 何かをやる前に手帳を開く
- どこにいく時でも持ち歩く
- 自分だけが分かる記号で書く
など、手帳との気持ちの良い距離を見つけると、重荷にならず逆に手放せないものとなります。
僕が14年間同じ手帳を使っている理由
僕の愛用の手帳は、コードバンのシステム手帳。
毎年中身のリフィルだけ新調して使っています。
コードバンの手帳は、14年間ずーっと肌身離さず使っていて、今では自分の第二の脳のような存在。
なぜそんなにも長く使えているのか、理由をご紹介いたします。
アナログにしかない魅力
今やデジタル社会は当然。
なんでも手軽に使えとても便利なものばかりです。
一方アナログは一見不便そうに感じますが、特に手書きの手帳にはアナログにしかない魅力がたくさんあります。
すぐに使える
手書きの手帳は、すぐに使えるという大きなメリットがあります。
スマホでもメモアプリなどで記録することはできますが、メモするまでのアクション数が違います。
- メモアイコンを探してタップする
- メモするページをタップする
- メモする
【メモするまで3アクション】
- メモするページを開く
- メモする
【メモするまで2アクション】
と、1アクション違うのに加え、スマホはアイコンを探す時間やアプリが起動する時間がかかります。
手書きの手帳は、ページを開く時間は瞬時にできます。
トータルで考えても手書き手帳の方がメモするまでほとんど時間がかからないので、書くことをすぐにできのは大きなメリットです。
手書き
スマホでフリック入力に慣れればとても早く文字を入力できますが、やっぱり手書きの魅力はかなりあります。
指でスマホ画面をタップするよりも、ペンを持ち手書きをした方が脳への刺激があり、いろんな発想が湧きやすいのは確か。
また
- 文字や記号
- 文字を強く書いて強調
- 下線を引く
- 丸で囲む
など自由にできます。
後で見返した時にも、重要なところなどとてもわかりやすく記入できるので手書きは最高です。
備忘録
忘れないようにメモすることは基本です。
・明日あれをやらないと!
・買い物でこれを買わないと…
など、ちょっと思い出した時に備忘録として手帳は大活躍。
なんでも書き込むようにすると、かなり重宝します。
ちなみに僕は家の中でも、部屋を移動する時に持ち歩きます。
スマホよりも手帳。
・テレビを見ている時に何かヒントを得たら
・ご飯を食べている時にアイディアが浮かんだら
など、備忘録としてメモ。
後で思い出そうとしても、ほとんどを忘れてしまいますよね。
手帳は、それを瞬時にキャッチできます。
自分自身を見つめる
自分自身を見つめる時間を持つことは大事。
・本当にやりたことは何か
・このままでいいのか
など、月に1回でも週に1回でも自分自身を見つめる時間を持つと、生きていく上でのヒントを得やすいです。
そのためには、自分を振り返り
などを過去のページを見返したり、思ったことを書いたりすることで、自分自身を見つめることができます。
記録
記録をすることは、過去の自分の行動やその日にあった出来事を思い出すのに役立ちます。
日記でもいいし3行日記など、簡単なものや1日の行動を時間軸でメモするなどをしていくと、
など自分の行動が明確になり、反省するポイントがみえてきます。
そこから少しずつでも改善していけば、より自分の理想の生き方が見え充実した日々を送るヒントが得られやすくなります。
考察
手帳に手書きをしながら考えると、改善策が見えやすくなります。
例えば何かを解決したい時など、まずは問題を書き出し、そこから1つずつどうしていけばいいのかを考えると、答えのヒントが得られやすくなります。
マインドマップなどを使うのも効果的。
アイディアを出したい時などは、マップ上で連想ゲームのように繋げていくと、思わぬアイディアに出会うことも。
これは、手で書きながら考えるということにしかできない特権です。
まとめ
毎年「手帳をすぐ変えたくなる」という悩みがある人は、自分に本当に必要なのかを考えることで見えてきます。
手帳が必要と思ったら、次に手帳を使うことを習慣にすると継続できます。
継続していくと手帳にも愛着が湧いてくるので、気づくと手放せない存在に。
そうなれば、手帳をすぐに変えたくなる気持ちなんて1mmも湧きません。
毎年手帳が続かない、すぐに変えたくなる、と悩んでる人の少しでもヒントになれば幸いです。
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