去年の12月22日を最後に、23年間務めた会社を51歳で退職。
それから今日まで無職生活を送っています。
もう少しで1年が経とうとしていますが、今どんな生活を送ってどんなことを考えているのか。
好き気ままに書いてみたいと思います。
50代の無職生活ってどうなんだ?
て思う人の、おもしろ話に少しでもなれば幸いです。
50代で無職期間がもう少しで1年
2024年もあと1ヶ月とちょっとで終わり。
1年なんて早いものです。
歳をとればとるほど早く感じると言いますが、年々実感しています。
無職生活を送って1年。
毎日あまり変わらない生活を送っていますが、個人的にはとても幸せな時間をゆっくりと味わっています。
最近寒くなってきて、ちょうど1年前のことを思い出しました。
去年の今頃は23年勤めていた会社にいて、辞めようか我慢して続けようかちょうど真剣に考えていた時期。
その頃もこんな感じで冬を感じ始める時期でした。
五感で感じることは記憶に残りやすいですよね。
1年前でも、あの時の心境が昨日のことのように思い出しました。
一般的に50代無職に言われること
呑気なことを出だしから書いていますが、50代で無職というと一般的にはあまりよろしくないイメージですよね。
そんなイメージに対して、個人的にはこんなことを思ったりします。
少しでも早く再就職すべき
年齢を重ねごとに求人が少なくなるから、少しでも早く再就職すべき。
確かにそうですね。
会社的にはやっぱり若い人の方が将来性があるから、優先するのは当たり前のこと。
50代でとるとなると、よっぽどエリートで即戦力のなる人以外は敬遠するのは自然なこと。
でも個人的にはまだ働きたくないし、できればもう働きたくない。
そんな心境です。
50代無職から仕事見つけるコツは
・50代が応募できる求人が多いサイトを使う
・未経験可能の仕事に応募する
・正社員・パート・派遣問わず探してみる
確かにこの方法ならまだ見つかる可能性が増えます。
新しい仕事をするってとても大変ですよね。
僕が若い時は転職を7回も繰り返していましたが、新しい職場になれるまで仕事内容・人間関係・会社のカラーなどに苦労した記憶があります。
まだその頃は若かったからなんとか乗り越えられましたが、50代となるとかなり心身ともにキツくなるのも目に見えます。
そう考えると再就職するなら正社員に拘らず、精神的に楽なバイトやパート的なものを見つけるのもありかもしれません。
気楽に働くという選択肢です。
50代無職からでも始めやすい職種
・工場作業員
・清掃員
・警備員
・配送ドライバー、
・タクシードライバー
・スーパーやコンビニの店員
・介護職
確かにそうですよね。
これらの職業は介護職はちょっと特殊ですが、他はほとんど単純作業に近い職種です。
それも体力勝負のブルーカラー業。
結局ホワイトカラーは、よっぽど過去に実績があるとか1人でも独立してやっていけるぐらいの能力がないと、50代からの転職はきついということです。
体を使って働くしかない!
でも50代ともなると体力も落ちてくる。
現実は厳しいものです。
僕はずっとブルーカラーの会社だったので再就職するとしたらもう絶対に選びたくはないですが、
じゃあどんな仕事に就くの?
っ聞かれたら、答えに困ってしまいます。
無職期間を1年近く過ごし初めて気づいたビックリしたこと
50代無職生活を過ごしてきてもう少しで1年。
23年働いた会社を辞めて気づいたことがあります。
ビックリしたことをメインにご紹介します。
異常な生活を送っていた
勤めていた頃には当たり前と思っていましたが、今思い返すと異常な生活を送っていました。
月曜から金曜まではこんなスケジュールでした。
- 5時家を出る
- 6時~19時or20時まで会社
- 昼食はゆっくりとれないほどの仕事内容
- 帰宅は20時~21時
- 1か月半に1回土曜出勤あり
当時はなんの疑いもなく毎日を過ごしていましたが、今やれと言われたら間違いなくできません。
というか、このまま続けていたら60歳を迎える前に倒れていたかもと思えるほどの生活でした。
ストレスが半端なくかかっていた
一応立場的には管理する側のポジションでした。
だから知らず知らずのうちにストレスが半端なくかかっていたことに気づきました。
責任が生じるというのはそういうことですよね。
でも今考えると凄かったですね。
神経がずっと張っていていつもカリカリしていたし、効率だ・タイパだ・要領だと、とにかくピリピリしていました。
仕事以外でもその影響が出て、家でもせっかちなリズムで過ごしていました。
だからしょっちゅう背中全体が痛くなってました。
疲れるとよくなるんです。
今はほとんどなくなりましたけど、当時は週に1回はなっていたほどでした。
完全な社畜になっていた
多少具合が悪くても出勤していたし、ほぼ休まなかったです。
退社後の時間外や休日にも上司や取引先から電話がよくあって対応もしていました。
社員に急な欠員ができると、そのコントロールにも四苦八苦。
休日に「休み明け欠員あり」という連絡が上司からいつもきて、家で調整作業。
と完全な社畜状態。
まぁそんな職場だったんで仕方ないですが、今離れてみて強く感じます。
社畜だったって。
睡眠は大事だと気づいた
そんなリズムだったので、当時は常に睡眠不足状態。
毎日の睡眠時間は4時間前後だったと思います。
仕事中は気が張っているので眠くなりませんでした。
人はどんな環境でも慣れるものだと実感しましたが、そんな環境は慣れたくないですよね。
今は好きなだけ寝れる環境なので、目覚ましもセットすることなく寝ています。
昼間も眠くなったら好きなだけ寝るから睡眠は十分過ぎるほど。
そうなると体がかなり調子いいんです。
こんなに体が軽かったっけ?
と思えるほど。
睡眠不足だった会社員時代は体に鉛がついたような重さがずっとありましが、今は全くありません。
睡眠は本当大事です。
大谷選手も大事にしてますよね。
社会保険代が毎月かなりかかる
これはわかっていたことですが、自己負担額はかなりのもの。
毎月かかるから結構きついです。
国民健康保険
妻と2人分で毎月2万円払っています。
国民年金
妻と2人分で毎月の支払額は16,980円x2=33,960円。
2年分まとめて収めると、割引率が1番高かったので先に納めました。
住民税
2か月に1回の支払額で43,000円。
1か月あたり21,500円です。
これも痛い。
毎月の合計金額は
これを全て足すと、1か月の合計支払額は75,460円。
無収入なのに毎月の支払いはまさに地獄です。
人間らしい生活がわかった
お金的にはなかなか厳しいものがありますが、それでも幸せな毎日を送れています。
仕事をするということは大変ですが、勤める会社によっては雲泥の差が生じますよね。
僕が勤めていた会社は、ほぼブラックなので異常な生活でした。
そこから離れた今は、とても人間らしい生活ができていると感じています。
しっかりと寝れて夕食時間も夕方で早めに寝る。
早めに寝るから早朝に自然と目が覚める。
睡眠がしっかりとれているから、運動もしたくなるし文章も書きたくなる。
実際に毎朝3時から4時の間に起きて、ブログを書いているしランニングもしている。
ランニングに出れば、
・今がどの季節で
・どんな気温で
・どんな天候で
・金木犀の香りが落ち着くとか
・日が昇る時間が遅くなったとか
四季折々の風情を感じられる。
とまさに老後のような生活ですが、これが理想の人間らしい生活だと実感しています。
今後どうするか
そんな夢のような生活はいつまでも続けられないので、そろそろ現実も見ないといけない時期になってきました。
再就職するにも先ほど書いたように、50代からはかなり厳しい現実。
おまけに資格もスキルも実績もほぼ何もありません。
さてどうするか?
この1年ブログで生計を立てることに挑戦してきましたが、一向に光が見えずそれでも奮闘している毎日。
でも時間だけは刻一刻と過ぎていきます。
ただまだ今年1か月半残っているので、とりあえずブログに集中していきます。
まだ諦めません。
1か月半しかないと思うか、1か月半もあると思うかで、やれることも変わってきます。
最後に
50代の無職生活がもう少しで1年を経とうとしています。
考えると焦りますが、焦り過ぎると今の時間が台無しになる。
なかなか難しいマインドコントロールが必要になりますが、結局は今を大切に生きることが大事だと思います。
目の前のことに集中して、1日その瞬間瞬間を大事に生きる。
これに尽きると思うんです。
ちょっと能天気過ぎますかね…
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